セラミックコーティング

セラミックコーティングとは

セラミックコーティングは、主にシリカ(SiO2)を主成分とし、酸化チタン(TiO2)などの添加剤を含むこともあります。これは塗装面に浸透して化学結合し硬化するため、一般的なガラスコーティングよりも耐久性や耐薬品性に優れているとされています。
その為「厚い被膜」「深みのある輝き」「長期耐久」「高い保護性能」で愛車を守りたい方に最も適したコーティングと言えます。

ガラスコーティングとの違い

セラミックコーティングは、ガラスコーティングと比べて、耐久性や保護性能が格段に高い点が特徴です。ガラスコーティングは「0.3~1ミクロン」と被膜が薄く、耐薬品性や耐スクラッチ性はセラミックに劣ります。
この耐薬品性があることでコーティング施工後に汚れが付着した際、汚れに適したケミカル剤を使用することが可能になるのでキレイを持続するのがより容易となります。

セラミックコーティングのメリット

  • メリット①:劣化しづらくメンテナンスが容易

    セラミックコーティングは、ガラスコーティングと比べて、耐久性や保護性能が格段に高い点が特徴です。ガラスコーティングは「0.3~1ミクロン」と被膜が薄く、耐薬品性や耐スクラッチ性はセラミックに劣ります。
    この耐薬品性があることでコーティング施工後に汚れが付着した際、汚れに適したケミカル剤を使用することが可能になるのでキレイを持続するのがより容易となります。

  • メリット②:擦り傷がつきづらい

    傷が全く入らない訳ではありませんが、日常の洗車などで擦り傷が付着するのを軽減させることが可能となります。特に濃色車のように傷が目立ちやすい車両におすすめのコーティングとなります。

  • メリット③:光沢に優れる

    従来のカーコーティングはコーティング被膜の厚みが約0.3~1ミクロンとなります。しかし、セラミックコーティングは1~10ミクロンの厚みを形成するため圧倒的な膜厚を形成するため光沢に優れています。

  • メリット④:イオンデポジットなどのシミがつきづらい

    ガラスコーティングのデメリットはイオンデポジットが付着しやすいことが挙げられましたが、セラミックコーティングはイオンデポジットが圧倒的に付着しづらいため青空駐車の車両にも最適なカーコーティングです。

  • メリット⑤:カーコーティングの種類で最も寿命が長い

    カーコーティングの種類で寿命が最も長く、セラミックコーティングの寿命は最長約5~7年となります。従来のカーコーティングでは6カ月~3年ほどしか保たないため寿命が長い点がメリットといえます。

  • メリット⑥:汚れが固着しづらい

    セラミックコーティングは被膜が厚いため塗装面に汚れが浸食しづらくなります。そのため水洗いでも簡単に汚れが落とせるようになるのがセラミックコーティングのメリットといえます。

セラミックコーティングのデメリット

  • デメリット①:施工費用が高額

    施工が難しく性能が高いが故に施工費用が高額であるという点です。寿命が長い分長期的な視点で見ると費用は安くなる傾向にありますが、初期費用がどうしても高額になってしまうのがデメリットといえるでしょう。

  • デメリット②:シミや傷を完璧に防ぐものではない

    完全にシミや傷をつけなくされるものではありません。よくセラミックコーティングは傷がつかないと勘違いされている方もおりますが、残念ながらどんなに良いコーティングを施工しても傷がついてしまいます。コーティング施工後もしっかりとお手入れを行うことをお勧めします。

  • デメリット③:施工に数日かかる

    従来のコーティングであれば1日で施工できましたが、セラミックコーティングは施工に時間がかかります。そのため2泊~3泊ほどの施工日数がかかってしまうのです。

  • デメリット④:一度硬化すると剥がすのが大変

    セラミックコーティングは一度硬化すると剝がすのが大変だという点です。従来のコーティングであれば市販品の研磨材などで簡単に落とすことができましたが、セラミックコーティングは強固な厚い被膜を形成するためプロの研磨作業でなければ容易に剥がすことができません。